BILL ITUNES COMから請求?身に覚えのない所からの請求はドキッとする瞬間です。最近「BILL ITUNES COM」からの請求に対して見の覚えのない方多く見受けられるので、わが身に起こった経験を踏まえて対処法を記事にしました。
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BILL ITUNES COMから請求の発覚
いつものようにメールをチェックしていると「楽天カード」から『カード利用のお知らせ(本人ご利用分)』の件名のメールが1通届きました。
確かに楽天カードを保有していますが、最近は別のカードをメインに使用しているので楽天カードからこの件名のお知らせが来ること自体が珍しくなったので気になって中身を確認してみました。
利用先「BILL ITUNES COM」?全く身に覚えがありません。
他の家族が利用したのかとも思ったのですが(本人ご利用分)とあるので私以外は利用できない事から不審に思い「BILL ITUNES COM」を検索しました。
BILL ITUNES COMとは?
「BILL ITUNES COM」とは、主にAppleのiTunes Storeでアプリの課金や楽曲のダウンロード、ギフト券等を購入した際の請求時の名称となっています。
確かにITUNESと大文字で書かれてはいます。全部大文字だと気が付きにくいです。
この表記は2015年から使われるようになったようで、普段からiTunes Storeを利用されている方なら、なじみもあるかもしれませんが、普段iTunes Storeを利用してい方からみたら如何にも怪しい不正請求に感じると思います。
BILL ITUNES COMからの請求が来てからの対処
Appleでの購入履歴
見に覚えのない「BILL ITUNES COM」からの請求があった場合は、はじめに家族へ確認してください。
もしかしたら家族が「BILL ITUNES COM」を利用している可能性があります。
すぐに「http://reportaproblem.apple.com/」へアクセスして利用履歴を調べてもらいましょう。
私はApple製品を使っていないのですが、家族がApple製品を使っているので一応確認してもらいまいた。
結果は、私のクレジットカードを登録していないし、利用履歴も無料のものばかりだったので利用履歴はなしでした。
Appleへの電話
利用履歴を確認して、私と家族は利用していないことが確認できたので、次にAppleサポートに連絡しました。
メールでも連絡できるのですが、直ぐに結果を知りたかったので電話で連絡しました。
はじめはApple製品への問い合わせだと思われていましたが「クレジットカードの不正使用による不正請求の可能性があるので確認して欲しい」とお願いしたところすぐに確認作業に入っていただけました。
担当者に不正利用があった【日付・金額・クレジットカード番号】を伝え私の居住地を伝えたところ、不正アカウントからの利用があったことがわかりました。
居住地とかけ離れたところでの利用であったようです。
すぐに不正アカウントの凍結処理を行っていただき、不正利用された金額の補填を約束していただきました。
ここで問題が発生(問題ではないですが)、不正利用された金額は1度だけ返金可能で、それ以降に不正利用された場合は返金が出来ないと言う事で1度クレジットカード会社へ連絡して〇〇日以降の利用状況を確認してから再度連絡して欲しいと言われました。
当然、クレジットカード会社への連絡をするつもりであったので、後ほど電話をかけることで1度電話を切りました。この時「受付番号」が発行され、次の電話では続きから話が出来るのは助かります。
楽天カードへの電話
次にクレジットカードの裏面に記載されている楽天カード株式会社へ電話しました。
平日の昼間でも20分程度の待ち時間がありましたが・・・。
担当の方にクレジットカードが不正利用されたので〇〇日以降のカード利用状況を確認しました。
確認の結果〇〇日以降のカード利用は確認できなかったのですが、店舗によっては電話以降にカード利用の連絡がある可能性もあるということで、私の携帯電話番号を伝えカード利用があった場合は早急に連絡して欲しい旨を伝えました。
引き続きこの電話でクレジットカードの停止と再発行の手続きを行いました。
再度Appleへの電話
楽天カードに電話した翌日、再度Appleへ電話しました。受付番号を伝えるとスムーズに担当者に替わってもらえました。
楽天カードとのやり取りを伝えて「Appleの方でも、このクレジット番号を利用されていないか確認して欲しいと伝えたところ」、「クレジットカードの番号は重要な個人情報ですのでお調べできません」と回答をいただきましたが、調べて欲しいクレジットカード番号は私のなのに、少し腑に落ちませんでしたが、「では、凍結アカウントで他にも購入履歴が無いか確認してほしいと」お願いしたら「凍結アカウントで〇〇日以降にも購入履歴があります」と回答されました。
この利用が私のクレジットカードを利用したものか確認できないので、翌月以降クレジットカードの支払い金額が確定してから再度Appleへ電話連絡することになりました・・・。
再々度Appleへの電話
翌月、クレジットカードの支払いが仮確定したことと、不正利用があった日以降にクレジットカードの利用がないことを確認し、再々度Appleへ電話しました。受付番号を伝えるとスムーズに担当者に替わってもらえました(それでも10分程度は待ちますが)。
先日電話した以降に不正利用がないことを伝えると、不正利用された金額をAppleが負担(保険?)し翌月以降にマイナス請求として不正利用された金額が返金されることになりました。
再度、不正利用したアカウントの個人を特定できるのか聞いたところ、個人情報保護法の為教えられないと返答されたのですが、不正利用された本人としては少し納得できないところもありましたが、料金が返金されるので深く追求することはやめました。
クレジットカードを不正に利用されてわかったこと
クレジットカードの不正請求と聞くと、やっぱりクレジットカードなんて持っていると怖いと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
毎月の利用金額をしっかり確認さえしておけば、不正利用されたとしても確認が取れれば保険によって使用された料金は返金されます。
但し、不正利用から60日が過ぎてしまうと返金されないので注意が必要です。
以上のことからも、毎月のクレジットカードの利用履歴は必ず確認しましょう。
逆に現金の場合はどうかと言うと、不正利用はされませんが財布を落としてしまったりした場合、保険も何もないので中に入っている現金は保証されません。
拾った人に使われてしまって終わりです(中には親切な方もいるとは思いますが)。
クレジットカード利用時の注意点
但し、クレジットカードの不正利用であっても保険が適用されないケースもあるので保険が適用されないケースを簡単に残しておきます。
- クレジットカードの署名欄にサインがなかったとき
- 暗証番号が使われたとき
- カードを誰かに貸したとき
クレジットカードの署名欄にサインがない場合は保険が適用されませんので、普段使っていないカードがある場合は必ずサインをしておきましょう。
暗証番号も第三者に簡単に予測のつくものの場合は保険が適用されません。
例えば生年月日・電話番号の一部とう誰でも予想が付く暗証番号を設定されているかたは注意しましょう。
クレジットカードがあれば何でも出来る世の中は大変便利ですが、便利だからそ悪用されたときの被害が大きくなります。
たとえ悪用されても被害が最小限にとどまるように常日頃から気をつけましょうね。
クレジットカード情報の流出先がわかった
どこでクレジットカードの情報が流出したのか不安でしたが、流出元がわかりました。
森永乳業が運営する「健康食品通販サイト」からの流出でした。
森永乳業から3000円分のクオカードが届いて今回の流出問題が発覚しました。
大手とは言え顧客情報が流出してしまうのは本当に怖いことですね。